Q:オーガニックコットンと一般綿の違いは？
A:驚くかもしれませんが、使用者にとってオーガニックコットンでも普通の綿でも変わりはありません。
オーガニック・コットン（有機栽培綿）とは、３年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。 一般的にコットンを育てるには、現在非常に大量の農薬が使われています。 なお、普通に栽培された綿でも、残留農薬はとても少ないので、収穫されたものから科学的なテストなどでオーガニックかどうかを判別することは不可能です。
そこでそのコットンが正しくオーガニックな農法で栽培されたかどうかを確認するため、認証を受ける必要があります。
なお、オーガニックコットンはやわらかく、上質でナチュラルな肌触りが特徴ですが、これは、綿を収穫した後、製品になるまでの様々な加工の過程でもケミカルな処理をなるべく少なくしているからです。
つきまして、一般的な綿をオーガニックコットンを同じく加工すれば、自然のままの風合いを残していることができます。
一方、よくオーガニックコットンの生地の表面にある細かい斑点がオーガニックコットンの証拠といわれますが、これは綿花の葉や茎の残りカスが斑点となって残り、肉眼で見えるようになったものです。要するとコットンの不純物であり、高温において漂白剤などの化学成分を加えない、単なる水で洗い出すだけで取り除くことができます。また、この細かい斑点が少なければ少ないほど、コットンのグレードが高いと評価されて、高価なものになります。
エニュアンスの布ナプキンは、機屋さんが生機（きばた）と呼ぶ織機から織り上がったばかりの生地を、糊抜きと汚れを除去するため精練したオーガニックコットンを使用しています。
そのため、綿花の葉や茎など言われる「斑点」ほとんどなく、本来の色である生成り色（薄いベージュ）となります。 |
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